記載が新しいものほど上になり、撮影時期・場所は順不同です。
7.ヴァン猫との遭遇
アンマン城の帰り道、真白な猫が前を通ったのでついて行った。
ヴァン猫(or ワン猫)は白猫と聞いていたから、まさかとは思ったが猫の鳴き声を真似て注意を引きこちらを向かせ写真を撮った。
目をよく見ると左右色違いだった。ヴァン猫ではないか!!
よっぽどの猫好きがトルコのヴァン地方から取り寄せたのだろうか?
それとも白猫は遺伝的にある確率で左右色違いの目が出現するのだろうか?
拡大写真。
村上春樹はトルコのヴァンへ行き、ヴァン猫見たさに絨毯を買ったことが紀行本「雨天炎天」に書かれている。(絨毯屋で客寄せに飼っている)
有名な猫だがヴァンでもめったには見られない(いない)らしい。
アンマンで遭遇するとは何とラッキーなことだろう。(*^^)v
それを写真にまで撮ったことは快挙と言う以外ない?
6.死海文書
ヨルダン考古学博物館の最大の呼び物は死海文書(Dead Sea Scroll)。
死海北西のクムラン洞窟から1947年発見されたもので、最古の旧約聖書の写本他キリスト教成立前後の状況も書かれているという。(BC2C〜AD1C)
写真は銅板に書かれたもので、上は複製、下がオリジナル。左の壺に入っていた。
羊皮紙に書かれたものもある。
パピルスもあるらしい。
欧米からの見学者が多い。
キリスト教徒にとっては死海文書は20世紀最大の発見とか。
一応仏教徒かつ神道イストの私はこの博物館訪問は2回目だが、4年前の前回は死海文書そのものの意味を知らなかったので展示を素通りしていた。
5.アンマン城
アンマンダウンタウンの丘の上にあるアンマン城は、古くから要塞として使われ、主にはローマ時代の遺構がある。
観光客の増加を見込んで現在大改修中。
アンマン城内にあるヨルダン考古学博物館。
写真はその入口からアンマンの西方面を望む。
手のオブジェは大理石でできた「ヘラクレスの手」と呼ばれるもの。
ヨルダンで出土した石器時代からの数々の展示品がある。
これは8500年前の石膏像。
4.青空市
主だった町では毎週金曜日の朝に青空市がたつ。
写真はアンマン アブダリの衣類中心の朝市。
安物ばっかりだが掘出し物があるらしい。
イスラム教の休息日は金曜日。
ユダヤ教は土曜日。
キリスト教は日曜日。
こちらはアカバの青空市。
場所によっては生き物も売られる。
3.水タバコ
中東では紙巻きタバコの他に、水タバコ(アルギーレ又はシーシャという)を楽しむ人が多い。
果物等のフレーバーのついたタバコを炭火皿で熱して水を通した煙を吸う。
水タバコはアラブ圏で発明された。
マクハと呼ばれる喫茶店やレストランで仲間と何時間もかけて吸っている。(回し吸い)
勿論一人でも吸う。
ベドウィンテントのアルギーレ。
2.サンドボトル
空ビンに色の違った砂を入れて絵にしたものをサンドボトルと言って、ヨルダンのお土産になっている。
職人が客の目の前で器用にラクダ等の絵を描く。
但し、客の名前を入れる場合は、糊で名前をビンの内面に書いて砂をつける。
2008年12月末ペトラにて。
アカバにて。
彼は極めて敬虔なムスリムであることが分かる。
∵ムスリムのお祈りは土下座みたいに床に額を付けるため、額のタコがそれを物語っている。
10cm大のこれで約200円。
1.洒落た家
近所の新興住宅街の洒落た感じの家々。
大きな家の殆どは親子複数世帯の住宅になっている。
この家はメキシコ風の外観にしている。
庭にはほぼ1年中ハイビスカス、ブーゲンビリア、ジャスミンが咲いている。
家々はコンクリートブロックと石でできている。
遠方には紺碧の紅海アカバ湾が見える。