記載が新しいものほど上になり、撮影時期・場所は順不同です。
8.スイーツ
アラブのスイーツ(生菓子)各種。
砂糖がタップリ、ピスタチオ等ナッツ類も入っていたりして美味しい。(私には美味しい)
こちらはシリアのハマ名物ハマロール。
甘さ控えめで上品な味。
7.シャハバ
ボスラの北50kmにあるシャハバ。
シャハバはローマ皇帝となったフィリップス・アラブ(在位244〜249)という人物の出身地。
写真はこの町で出土したモザイク画を展示する博物館。
館内にはギリシャ神話の巨大なモザイク画が何点か展示されている。
内部は撮影禁止のため外部から撮ったもの。
民家のすぐ側にも列柱が残っている。
6.ボスラ
シリア南部、ヨルダン国境近くにある世界遺産ボスラ遺跡。
2世紀頃建てられ、6,000人を収容できる中東最大の円形劇場。
現在でもコンサートに使用されている。
写真はバッシャール・アサド大統領。
コリント式の柱。
ナバテア門。
遺跡には付近にある玄武岩が使われている。
ボスラ(orブスラ)は隊商に従事していた頃の若いムハンマド(イスラム教の祖)が立ち寄りキリスト教を学んだ、という謂れが残る。
列柱通り。
5.金細工
中東には金細工の店が多い。
銀細工の店もある。
インフレ懸念から財産としても買うのだろう。
買いもしないのに店で尋ねると、その店の製品は殆どが14金。
24金が純度100%で、14金は純度14/24(=58%)だが、その分安く硬度は高く傷はつきにくい、とのこと。
金細工ショップが連なってあったりする(ゴールド・スーク)ので、カップルではこういう所は歩かない方がいい。
4.デルフィ
デルフィ(orデルフォイ)の神託(神の意を占う)で知られるデルフィ遺跡(世界遺産)。
アテネの北西180kmに位置し、BC5世紀頃建てられた。
デルフィの神託はアテネの政治にも用いられた。
デルフィの神託に出てくるオディプスの話(知らずに父を殺し母を娶る)は、村上春樹の小説「海辺のカフカ」に題材とされている。
「海辺のカフカ」は翻訳されて海外でもベストセラーになったとか。
彼は2009年2月エルサレム賞を受賞した。
(エルサレム賞:個人の自由や尊厳などをテーマに世界的に活動する作家に贈られるイスラエルの賞)
ノーベル文学賞候補にもリストアップされているとかいないとか?
デルフィの円形劇場跡。
3.エーゲ海
エーゲ海クルーズで行ったイドラ島からの眺め。
クルーズには日本から卒業旅行の学生が多かった。
船での食事の時、日本人は一緒の大テーブルに振り分けられた。
”卒業旅行”の学生達の中にはカップルで来ている者も3組いた。
我々の学生時代には考えられないこと。親は知っているのだろうか?
拡大写真
ポロス島。
紺碧の海と空、白壁の家々が印象的だった。
カップルで来たいところではあった。
エーゲ海の水はきれい。
夏はここから飛び込むのだろう。
2.アテネ
シリアからギリシャは近いので、2007年3月ギリシャ旅行。
エーゲ文明消滅後、BC8世紀頃ポリス(都市国家)として形成されたアテネ。
写真はアクロポリスの丘のパルテノン神殿(世界遺産)。
左の桜のような花はアーモンドの花。
アクロポリスの隣にはパウロがキリスト教の布教を行ったと言われる岩の丘があった。
パウロがキリスト教の布教活動をしたという丘からアクロポリスの丘を望む。
写真はリカビトスの丘の頂上カフェからからアテネ市街の北方向を展望したもの。
リカビトスの丘は麓から30分位で登れる。
頂上カフェでのビールは最高だった。
リカビトスの丘。
ダマスカス⇔アテネは直行便は無く、キプロス島(写真)経由で飛んだ。
キプロス島は現在、南のギリシャ系キプロス共和国と北のトルコ系北キプロス・トルコ共和国とに分断され対立が続いている。
1.砂嵐
2009年2月27日午後2時頃、アカバに砂嵐発生。
強風に伴い東(写真の左側)から徐々に砂嵐がやって来た。
東の山地の向こうにはワディ・ラム砂漠がある。
この地域(アラビア半島)、台風は皆無だが時々砂嵐がある。
私には珍しいので外に出て見ていると砂埃で目が痛くなった。視界が500mくらいになった。
もう少しひどくなると、「珍しい」などと言っている場合ではないところだった。
1時間くらいで止んだ。
翌日同じ場所で。
2009年3月7日午後2時頃、死海からアカバへの国道で猛烈な砂嵐に遭遇。
バスで砂漠地帯を走っている時、俄かに砂嵐へ突っ込んだ。
砂嵐の中は強風が吹き荒れている。
ひどい時は視界10mくらいになった。
バスはスピードを落として約1時間走り続け、砂嵐から脱した。
窓を閉め切ったマイクロバス車内もこの状態。
勿論許可を得て?撮影。
「スーラ(写真)OK?」、「?・・・」、カシャ。
バッグも服も顔も砂塵でザラザラ。